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暗号通貨が魅せる世界にようこそ!Ethereumとそのエコシステムについて学びましょう!

イーサリアムによくある疑問に答えます!

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なにやらEthereumにはあらゆる懸念が挙げられているようですが、まとめて答えているものは見当たらなかったので書きます!これ以外にも疑問がありましたら、コメントください!気分に応じてお答えします。

疑問はネットからいくつか拾ってきたのと、ツイッターでアンケードをとったのと二つあります。

そもそもEthereumって何?Bitcoinを代表とするブロックチェーン類とどう違うの?

従来型の暗号通貨、例えばBitcoinは悪い人が入ってくるP2Pネットワークでも送金の機能が動くシステムを作りました。ですがそれしかできません。いわばただの電卓みたいなことしかできないのです。 では、DNS機能をつけたNamecoinや、新しいトークン発行機能やDEXやアドレスのDNSのような機能をつけたBitsharesのようなものはどうでしょうか?これも確かに送金以外のことはできます。ですが、それだけに機能が制限されているいわば十得ナイフ程度のものです。

Ethereumでは、コア開発者じゃない一般の開発者が望み通りの機能を、スマートコントラクトと呼ばれるコードを書くことにより望み通りの機能を追加することが可能となっています。非常に汎用性の高いプラットフォームです。あらゆる機能(分散型のアプリケーション=DApps)を追加でき、Ethereum自体がコンピューターのような仕組みをしていることから、「The World Computer」、つまりワールドコンピューターと呼ばれることもあります。

ワールドコンピュータって何?Dappsによってどんなことが実現するの?

現在のEthereumは重いコントラクトは処理できないなど、ワールドコンピューターには程遠いものです。ですがあらゆるソリューションによってEthereumは拡張していきます。まさにコンピューターに近いものとなるでしょう。

このコンピューターのリソース資源はどこから来ているのでしょうか?大まかに言ってしまえっば、あなたが今このブログを見ている端末です。世界中のインターネットに繋がっている端末が、CPUやGPUのリソースを貸してコントラクトやグラフィックの計算、ディスクのリソースを貸して分散型のDropboxのようにファイルを保管する役割を果たすようになるでしょう。今現在だとそういったクラウドと呼ばれることをやっているのは、Amazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud PlatformやMicrosoftのAzureなど中央集権的なものです。また1/1 0:00の「あけおめことよろ」メッセージのために大量のコンピューターを走らせ、使われない時には眠っているのです。また一エンジニアが間違ってシャットダウンしてしまって、インターネットサービスのあちこちで障害が起きるなどということもありました。こんな仕組み、非効率ではないですか? Ethereumはまず第一にコンピューターのシェアリングエコノミーのようなことを行うようになるのではないかと思います。分散型のシステムなのでダウンタイムなどとは無縁です。

あとはuPortなどによってインターネット上のアイデンティティが確立し、インターネットで簡単にいきていけるように、また名もない個人が優れた投資をし、それに誰でも投資できるようになったり(投資ファンドを自由に作れるように)、インターネットを圧倒的に進化することになると思います。個人が、企業や国に独占されていた権力を持つことができるようになるってことです。主に既存の金融側の力が弱くなりそうですが、それ以外にも色々と出てくるでしょうね。これからは究極の実力主義、個人主義になるのかな〜と思ってます。

今あるもの、もしくは今後できるであろうDappsで、社会の役に立ちそうなものは?

それでは私が気になっているDappsをご紹介します!投資的には知りませんw 自己責任でお願いします。

Gnosis

一つはGnosisです。一般には分散型予測市場とか分散型オラクルとかい われるやるです。これ系のプロジェクトではこれが一番真面目に開発している印象です。技術力も高い。 これはあらゆる他のDappsなどでもよく使われるキーになるDappsだと思います。 保険料とかも安くなるかもですね!

zoom-blc.com

uPort

uPortはz分散型アイデンティティのDAppsです。簡単にいうと、EthereumのDappsでの身分証明だとかログインだとかに使えるやつです。 従来型の、イメージとしてはマイナンバーの電子化したやつみたいなのは、中央集権的であり、ハッキングによる漏えいなどのリスクがあります。しかもそもそも全ての情報を中央に把握されてしまいます。uPortはそれを解決するのです。 ログインもQRコードを読み込むだけと簡単ですよ!是非試してみてください。

zoom-blc.com

そもそもどうやってスマートコントラクト作るの?

開発環境は様々なものがありますし、言語もたくさんあります。ここでは言語ごとにみていきます。ちなみに現状、全てのスマートコントラクトのコードは全て閲覧可能です。気になったらhttps://etherscan.io/とかでみてみるのもいいと思います。あとほとんどのプロジェクトはオープンソースですので、そのDAppsのGithubページにコントラクトがあることも多々ありますのでそちらをチェックしてみてもいいかもしれません。 ちなみに私に聞かれてもスマートコントラクトをコピペしてデプロイしたことくらいしかないので、作り方とか一切分かりません(きっぱり)

Solidity

Solidityで開発しようと思ったら以下のがいいと思います。

Solidity — Solidity 0.4.20 documentation

開発の流れはhttps://qiita.com/amachino/items/8cf609f6345959ffc450をみるといいかもしれません!

Viper

Viper — Viper documentation

バグの出ないコントラクトを作るのって大変じゃない? The DAOみたいなこと起きない?

それはその通りで、バグの出ないコードを書くこと自体が非常に難しいことです。ですが、あらゆるチェックをすることであらゆるバグを洗い出すこと、そしてたとえバグがあっても資金に影響のないようにレイヤー分けなどをすることで安全なものが作れるはずです。そもそも全てのDAppsがEthereumのスマートコントラクトを触ることはおそらくなく、他のよく使われているシステム系DApps(Gnosisとか)を使って作るのも支流になってくると思います。

ここでGnosisが出した下記は、数百万ドルの価値を扱うスマートコントラクトのために定義した最低限やらなくてはいけないことリストです。

blog.gnosis.pm

  1. 実際のデプロイの前に、すべてのコントラクトのコードを複数ヶ月公開すること
  2. コードの自然言語仕様があること
  3. 経験豊富な複数のエンジニアがチェックリストを作成し、特定のバグをチェックしたことを確認すること
  4. 少なくとも2人の経験豊富なエンジニアが、スマートコントラクトの外部監査に関ること
  5. 公開バグバウンティプログラムは少なくとも1ヶ月間やること

イーサリアムは発行量が定められてないので投資には向かないのでは?

今2018/1/1現在のETHの総発行量はおよそ9760万ETHです。ローンチされた当初の一年間の新規発行量は1050万ETHでしたが、今現在の一年間の新規発行量は630万ETHになりました。これはブロック報酬が5ETH/blockだったのが3ETH/blockになったことが挙げられます。またVitalikは「Proof of Stakeに移行すると、一年間の新規発行量は無茶苦茶下がるよ。ゼロかもね。そのうちわかるよ。」的なことを述べております。てなわけでPoS移行後はたとえ発行されても緩やかっぽいので、まあほとんど気にしてないです。相場変動に比べたらって感じですw

もしPoSに移行するのが遅れても(再来年末にはどう転んでもできるはずだと思いますが…。)、例えば再来年末までに移行となると、それまでに発行されるのは1260万ETHです。これは現在の総発行量に約12%プラスされる程度です。これくらいは普段の相場変動を鑑みると大したことはないと思います。(もちろんそれぞれの方によって違うと思いますが。)

イーサリアムはPoS移行時に分裂するのでは?

Ethereumでは 現状のPoWからPoW/PoSに、そして最後はPoSというように移行するようです。ここで危惧されているのはPoW/PoSからPoS移行する際にどうするのかってことです。なんでも(ソース忘れましたが)アイスエイジのように、だんだんとPoSで採掘されるブロックを増やしていくとか。PoW/PoSのハイブリット時は50ブロックにPoS採掘が1回とかだそうですが、その割合をだんだんと増やしていくようプログラムするってやつです。

またPoWからPoW/PoSに移行するHFの際も、古いほう(PoW)を使っているとそのうち動かなくなるアイスエイジが組み込んでありますので、よっぽどでない限り移行できると思います。もちろんパンプ仕手勢が古いほうをHFしてアイスエイジを取り除くなんて方法がありますが、ブロック報酬が5ETH/blockだったのが3ETH/blockになるさいのHFの際はそんなことなかったので。

まあ8割方PoS移行時の分裂はないと思います。

イーサリアムの手数料ってどれくらい?

Ethereumの手数料の算出方法は、1gasあたりのお値段であるGas Priceと、使ったGasを掛け合わせて算出されます。Gasは上限(Gas Limit)を設定をしてトランザクションを送信します。これは思わぬ処理をしてしまって、手数料が青天井にならないためのものです。

ETHの送信の場合、かかるGasは21000です。 1Gweiの場合は0.000021ETHです。約二円です。ですがこれは現状一時間くらいかかってしまいます。 4Gweiの場合0.000084ETH約7円です。これの場合二分ほどでブロックに取り込まれます。 他にもトークンの送信にかかるのは、コントラクトによって違うのですが、およそ55000Gasくらいにlimitが設定されており、使われるのは38000くらいです。

かなりかかるのはETHをzk-SNARKで秘匿して送信する場合ですね。ropstenでのzk-SNARKを使うのに使われたGasは1933895です。4Gweiで送信する場合0.00774ETH(約600円)かかる計算になりますね。現状使う機会はありませんが…。

現在の手数料の状況がわかりやすいのはこのページです。ぜひETHを送信する際にチェックしてみてください!最適なGas Priceがわかります!Standardで送信が僕のおすすめです。

ethgasstation.info

Enterprise Ethereum Allianceってなに?

Enterprise Ethereum Allianceとは(主に企業の)Ethereumの研究であったり、企業が使う際のノウハウ共有であったりといったことを目標とした500以上の企業の連合です。Ethereumパブリックブロックチェーンとともに進化するとも書かれています。

あらゆる有名企業が参加しているってことで話題になっているようです。consensysやbrainbotはもちろんintelやKDDIやMicrosoftやMastercardやMUFGやToyotaなどなど色々とみたことあるような企業があると思います。

entethalliance.org

ですが目的はEthereumの研究です。研究が加速する効果があるのではと思います。Ethereumパブリックブロックチェーンを使うとは明言してませんよ!

イーサリアムの量子コンピューター耐性ってどうなってるの?

Vitalikはhttps://www.ethnews.com/devcon3-ethnews-exclusive-with-vitalik-buterinで以下のように述べています。

V:それは中くらいの問題です。誤解があります。量子コンピュータは、すべての問題を解決するか、問題のすべての答えを同時に試すことができる魔法のデバイスではありません。量子コンピュータは、今のコンピュータが効率的に解決できないような特定の種類の問題を解決することができます。量子コンピュータはRSAや楕円曲線の暗号を破ることができます。量子コンピュータができないことは、ハッシュを破ることです。PoWを早く行うことはできます。量子コンピューティングはぶっちゃけPoWにとって大きなリスクです。これがPoSに移行しようとしている、第二の理由です。あとは量子暗号耐性のある電子署名もあります。

私のEthereumでの技術的目標の1つは、SHA-3と情報理論以外の暗号化に依存しないようにすることです。それは本当に素晴らしいと思う。これらのものに対する解決策は、今のところだいたい準備が整っています。あとはそれらを実装するだけです。

ビタリックの身に何かあるリスクがあるのでは?

それはありますね。この間も取引所の社長が誘拐されて、身代金を支払わされていました。 Coincheckの和田さんとかはボディーガードを雇っているなどと述べてました。 まあ今は開発者の数も多いですけど、やはりそれは大きな問題です。

それではまた!